【スポーツ内科って何???】

『スポーツ内科』なんて聞いたことがない、という方も多いはず。

 

『スポーツ内科』とは、運動・スポーツにより生じる内科的な問題の予防・治療を行う診療分野です。アスリートや運動愛好家のスポーツ内科的な問題を解決し、コンディションを整え、パフォーマンスを向上させ、長く競技を続けられるようお手伝いします。

 

スポーツ内科的な問題の中で多いのが、『スポーツ貧血』『運動誘発性喘息』『無月経』です。決して珍しいものではなく、このような問題を抱えているアスリートは数多くいます。スポーツに関わる全ての人に理解していただきたい内容です。

【どんなアスリートが受診しているの?】

中高生の運動部員の受診が最も多いですが、ジュニアオリンピック出場の小学生~70代の市民マラソンランナーまで、幅広い年代の様々な競技・レベルのアスリートが受診されています。競技別では陸上が最も多く、サッカー、水泳、体操(新体操)、野球などの競技がそれに続きます。

【どんな症状が出たら受診したらいいの?】

スポーツ内科を受診する運動部員・アスリートの症状は様々です。以下のように多岐にわたります。

何らかの症状やパフォーマンス低下を感じるなら、スポーツ内科受診を検討ください。

【スポーツ内科受診理由】

≪症状がある場合≫

息切れ

動悸

倦怠感(だるい)

易疲労性(疲れやすい)

筋肉のつり・脱力

下痢・軟便・腹痛などの消化器症状

咳・痰などの上気道症状

無月経

月経痛

月経不順

月経前の不調 など

 

≪症状がない場合≫

パフォーマンスの低下を実感する

記録が伸び悩んでいる

練習(試合)の途中から調子が出ない

以前出来ていたことが出来なくなった

月経をずらしたい など

問診、身体診察、検査(血液検査・肺機能検査など)などから、あなたのスポーツ内科的な問題を診断し、適切な治療により解決を図ります。

 

【診断の一例】

スポーツ貧血

運動誘発性喘息

無月経

スポーツ心臓

スポーツ栄養失調(エネルギー摂取不足)

ストレスなどによる胃腸障害

腸管ガス貯留による腹痛

慢性脱水症

電解質異常

オーバートレーニング症候群

うつ病

不眠症

摂食障害

月経困難症

月経前症候群 など


【スポーツ内科は保険診療なの?】

息切れ、疲れやすさなどの症状がある場合や、記録の伸び悩みなどパフォーマンス低下の自覚がある場合には、スポーツ内科・婦人科外来は保険診療となります。アスリートが何らかの不調で受診される場合には全て保険診療とご理解ください。

 

『不調の自覚は全くないが、スポーツ内科的な問題がないか一通り調べてもらおう!』というようなスポーツメディカルチェックを希望の場合は、健康診断・人間ドックと同じ扱いで保険外診療(自由診療)となります。つまり何も不調がない状態での受診は保険外診療となります

【メディア掲載など】

★月刊『コーチングクリニック』スポーツ内科特集において、私 田中祐貴(スポーツ内科ドクター)が『アスリートの気管支喘息と運動誘発性喘息』の項を担当しています。

月刊『コーチング・クリニック』2017年1月号の特集は『スポーツ内科』です。スポーツ内科がこのようなスポーツ系月刊誌で取り上げられるようになり、嬉しい限りです。今回、私 田中祐貴が関西のスポーツ内科ドクターを代表して『アスリートの気管支喘息・運動誘発性喘息』について、4ページにわたって解説しています。他にもスポーツ貧血や熱中症など、スポーツ内科の代表的な疾患が詳細に扱われていて非常に勉強になる特集になっていますので、興味ある方は是非ご覧ください。

(11月27日)

 

★第27回日本臨床スポーツ医学会学術集会(2016年11月5、6日)にて、私 田中祐貴(スポーツ内科ドクター)が以下の3演題を発表しました。

『女子プロサッカー選手におけるスポーツ貧血の有病率についての調査』

『オーバートレーニング症候群とうつ病の合併に対し抗うつ薬内服が有効であった1例』

ストレスと瞬発的な運動が誘因と考えられた発作性運動誘発性舞踏アテトーゼの一例』

(11月7日)

 

★神戸新聞 10月29日夕刊1面の『遠隔診療』に関する特集記事で、私 田中祐貴(スポーツ内科ドクター)がインタビューを受け、記事内に掲載されています。

記事のURLは以下の通り(『神戸新聞 遠隔診療』で検索可能です)

http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201610/0009621342.shtml

(以下、記事より抜粋)

(前略)専門性の高い診療科ならではの需要もある。大久保病院(明石市)のスポーツ内科は陸上のトップ選手やJリーグ選手ら遠方の患者を抱える。田中祐貴医師(29)は「検査結果が翌日になるときや、薬の微調整を相談したいときなどにわざわざ来てもらうのは心苦しい」と話す。(後略)

(10月30日)